第234回例会 2016.5.10 武知眞一日本航空山口支店長講演会

  今回は、日頃上京時にはお世話になっている日本航空の武知山口支店長に「JAL再生と地域活動」というテーマでご講演いただきました。東亜国内航空に入社された武知支店長は、その後のJASJAL合併、そして経営破綻、さらにはJAL再生の過程をリアルに述べられました。続いて北九州支店時代から鋭意取り組まれてこられた地域活性化のための諸活動、即ちクリスマス発祥の地山口イベント、山口きずな音楽祭、地酒紹介パンフ作製などの活動サポートや、空港ナイトツアー、県内外の町興しキャンペーンの展開などについて、実際に先頭に立って推進して来られた立場から、具体的にかつ熱く語られました。最後には、大内倶楽部とナイトツアーのコラボの話も出て、大いに盛り上がりました。航空ファンの一人としては、今年8月末、この企画が是非実現するよう期待しているところですし、当倶楽部で出来ることがあれば最大限お手伝いしたいと考えています。  日本航空山口支店長が講演されるということで、山本和生さんからは、若かりし頃に広島から国内航空のノール262で松山に飛んだお話、柴田初代会長からは、1/32の模型を示しながら松山にあった紫電改零戦パイロットに関するお話が披露されました。このパイロットの話は柴田先生が主宰されている文芸雑誌「風水譚」に掲載される予定だとか。  また、伊嶋正之さんが、春の叙勲で「瑞宝小綬章」を受章され、会員一同、懇親会の冒頭、乾杯してお祝いしました。本当におめでとうございます。さらにまた、前回紹介した西村洋一さんの小説「奇兵隊の風」が大変好評で、もしかすると新聞連載されるかも知れないというビッグな話題も飛び出して、大いに盛り上がった第234回例会となりました。【古谷 記】