第234回例会 2016.6.14 会長講演

今回は講師の都合がつかないということで、会長の私・古谷が講演させていただきました。演題は「福田侠平について」。初代柴田会長のご努力で氷上に遺髪墓を発見され、その後毎年、我が倶楽部が顕彰を続けてきました。昨年11月には突然ご子孫と名乗られる福田理ご夫妻が慰霊祭に参加されるというハプニングがありました。残念ながら理氏は侠平からみれば傍系のご子孫ですが、氏のご持参された資料、入江元会長の義父の収集された資料をもとに福田家系図を作成したことや、昨年末、福田侠平の義父・貞八のお墓詣りにいった時の模様などをお話ししました。同時に、奇兵隊日記や白石正一郎日記などを読み込んで、福田の動静を追い、愛人の存在や、長男伊八のその後などについても言及しました。今後は伊八の群馬県での活躍を追ってみたいと考えています。彼に関する資料が同県県立図書館、文書館に少し残されていることが判明していますので、今年夏に訪問する予定です。県教育委員会に問合せしたところ、福田伊八に関する顕彰会や顕彰碑は存在しないとのことですが、残された資料をすべて収集して、できれば直系のご子孫に迫られないかと思っているところです。 いつもの、記念写真です。来月は総会ですので、万難を排してご出席をお願い致します。美味しいビールを堪能しましょう。  古谷記 2016.6.16