第240回例会 福田侠平慰霊祭 2016.11.12

 秋も深まり、今年もこの日を迎えました。今年は侠平の149回忌になります。いつもの通り、まずは墓地において氷上山興隆寺の市原ご住職のご指導のもと、一同「般若心経」を読経して慰霊祭を行いました。  続いて、妙見社に場所を移して分霊牌法要も行いました。これには福岡から今年も福田理ご夫妻と、そして今回は初めてご子息も参加されました。焼香後、私の方から侠平の長男・伊八のその後の調査報告を簡単に行いました。その後は、恒例の興隆寺での直会と致しました。  直会では、柴田先生より、19年前の侠平の遺髪墓発見経緯のお話があり、また、西村さんからは執筆中の「奇兵隊の風」第二弾、侠平を主人公とした小説の進行状況の説明、そして高杉晋作を主人公とした「奇兵隊の風」もつれ雲編の福田様への贈呈もありました。また、松前さんの情報として、三谷幸喜氏の本の中で、タレント松村邦洋氏が福田侠平を大河ドラマに取り上げて欲しいと語っている記事も紹介されました。そして例年のごとく、古谷手作りの燻製も並べられて、和やかな歴史話に花が咲いた次第です。  来年は150回忌、そして柴田先生の遺髪墓発見から20年、大内倶楽部創立20周年という大きな節目を迎えます。これを機に小冊子「福田侠平について」も発刊しますし、また墓の東側が広いため、少し東に移動できないかとの話も起こっています。さらには西村氏からは、150回忌までには新作を完成させます、との嬉しい宣言もありました。今後も益々福田侠平を顕彰して行きたいと思っていますし、特に来年は是非、もっと盛大に行いたいものだと希望しています。皆さんのご協力をよろしくお願い致します。( 古谷 記 )